東京都染織卸商業協同組合とは
私たちは東京都内やその域内にて、和服染織品の加工卸業や卸売業を営む事業者によって組織されています。
相互扶助の精神に基づき、必要な共同事業を行い、公正な機会確保による自主的な経済活動の促進など、組合員の経済的地位向上を目的として設立されました。
組合は三部門に分かれています。
●染織部
呉服のことなら何でもお任せの呉服問屋さん。在庫も豊富な品揃え、百貨店や専門店の情報も豊富で幅広くご相談にのることが可能です。
●誂部(あつらえぶ)
染めに始まり仕立てからお直しまで、お困りのことは何でもご相談頂ける街の悉皆屋さん。保管上のトラブル、染め変えなど、呉服に関する専門家。
●デザイナー部
企画やデザイン、職人への依頼や指示など、無数にある染織の技術を駆使し、製品の完成までを指揮する着物制作のプロ。音楽で言う指揮者にあたります。
私どもの組合は三つの部門の相互協力により、着物に関する全てに対処することができます。創る人、売る人、直す人が集まった希有な団体です。
沿革
明治年間
染物同業組合を創設
大正5年5月
東京染物同業組合に改組
昭和18年11月
同業組合を解散し東京都染物商業組合を設立
昭和19年7月
企業整備令により商業組合を解散
昭和22年2月
東京都手工業組合と合併して商工組合法による、東京都染物統制組合を設立
昭和22年2月
織物統制組合を解散
昭和22年3月
商工組合法により東京都染物卸商業組合を設立
昭和28年8月
東京都染物卸商業協同組合を設立
昭和29年5月
組合名を東京都染織卸商業協同組合に、事務所を東京都中野区塔ノ山町15に開設し、定款変更
平成7年
新塔ノ山ビル完成、落成記念式典、新宿ゼロスペース、アートフォーラム六本木、東京国際フォーラムにて染織展
平成8年
自己資金による組合融資制度スタート
平成15年
組合50周年記念式典